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【グラフィックデザイナーの給料の実態】グラフィックデザイナーをやめて広告代理店に転職したら年収が700万円になった件【20代で転職】

仕事・働き方 広告代理店営業

こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。

  • グラフィックデザイナーの給料が知りたい
  • グラフィックデザイナーって年収いくらなの?
  • グラフィックデザイナーって実力次第で、年収に希望が持てるの?
  • 地方のグラフィックデザイナーの将来に不安を感じている…

こうした疑問にお答えします。

私は、15年前は地方の印刷会社に勤務するグラフィックデザイナーでした。8年間地方でグラフィックデザイナーとして勤務しましたが、最初の年収は230万円程度でした。

現在では、全国展開する中堅広告代理店に転職して年収は700万円を超えるようになりました。これからご紹介する話は、実際に自分で体験したエピソードですので、割とリアルだと思います。

この記事を読み終える頃には

  • グラフィックデザイナーの給与、年収の実態
  • 同じ広告業界でも職業が変わると年収や待遇がかなり変わること
  • 転職先でのデザイナーキャリアの活かし方

こうした知識を身につけることができます。

グラフィックデザイナーの給与、年収の実態←生涯続けても年収は多分500万行かない現実


私は、もともとグラフィックデザイナーという職業に憧れて広告業界に入りました。最初は『デザインの仕事に携われたら何でもイイ』こんなモチベーションで就職しました。

就職した当時の状況は以下です。

  • 勤務エリア:地方
  • 勤務時期:2004年頃
  • 勤務先:印刷会社
  • 年齢(当時):18歳
  • 役職:ヒラ社員(グラフィックデザイナー)
  • 給与:165,000円(基本給)、年収230万円程度
  • 休日:週休2日(※ただし休日出勤過多)
  • 残業:毎晩11時〜25時終了
  • ボーナス:春・夏1回ずつ(※後に消滅)

入社当時は上記の状況でした。
当時勤めていた会社はブラックではありませんでしたが、残業を丸々付けるのはできない風潮が浸透していました。(残業代は当時プラス5万円程度(月))

それから8年勤務して下記の状況に緩やかに変化しました。

  • 勤務エリア:地方 ←変化なし
  • 最終勤務時期:2012年頃
  • 勤務先:印刷会社 ←変化なし
  • 年齢(当時):26歳
  • 役職:ヒラ社員(グラフィックデザイナー) ←変化なし
  • 給与:205,000円(基本給)、年収270万円程度
  • 休日:週休2日(※ただし休日出勤過多) ←変化なし
  • 残業:毎晩11時〜25時終了 ※残業代文化は変わらず
  • ボーナス:ナシ

2012年というと、約8年前なのでデータ的に昔すぎるだろうと思う人もいると思います。ですが、現場の若いデザイナーに待遇の話を聞くと当時とあまり変わっていないことに驚かされます。

悲しいことに、グラフィックデザイナーを取り巻く状況は、割と変わっていません。

  • 相変わらずの低賃金
  • 無限残業体質(みなし残業は、まだまだ根強いですね・・)
  • ボーナスは雀の涙

印刷会社よりもデザインプロダクションなど組織的にコンパクトな制作会社の方が割とブラックな状況が多いです。

グラフィックデザイナーの平均年収は330万円程度

求人情報・転職サイトDODAの調査「平均年収ランキング2017」によると、グラフィックデザイナーの平均年収は332万円ということです。

私が知っている大手所属のグラフィックデザイナーですら、年収600万円程度です。(かなり頑張られている方でコレです)

グラフィックデザイナー業界の賃金は、思ってるより低水準です。しかも、残業はアホほどある業界です。現在は残業した分だけ払わないといけない法律にはなっていますが、実態はどうでしょうか?(実態どおりに支払われていても、年収は400万〜600万だと思います)

ぶっちゃけグラフィックデザイナーで年収600万円もらう人は、かなり上位クラスだと思いますし、大手企業か有望なデザイナーさん以外は無理じゃね?と思います。

何故かと言うと、やっぱり業界自体の構造の問題が大きいのです。
広告会社がデザインプロダクションが満足できる金額を支払えてないのが要因ですが、クライアントにもまだまだ『デザイン費』という概念が薄いのも事実です。

つまり、大多数の人はしょうがないと思うしかない状況です。

グラフィックデザイナーが抱える不安は『収入』

デザインだけできれば、他は何も要らない。

という人は気にする必要もありませんが、普通は『生活のため』に仕事をします。将来に不安を抱くデザイナーの多くは、「今後の収入が心配」だと思います。

私が当時勤めていた印刷会社の課長(50代)で、年収400万円行かないと言ってました。これは今でも当てはまると思います。

私は割と若い頃に真剣に考えることができてよかったかなと思いますが、皆さん考えてみてください。

このまま、年収500万円にも届かないグラフィックデザイナーで一生を終えてもいいのでしょうか?

グラフィックデザイナーの年収では満足できなかった→行動を開始→ヘッドハンティングされた

結婚したばかりの私は、いつもグラフィックデザイナーの年収で家族を養っていけるのだろうか?このことばかり考えていました。

『必ず有名になって稼いでやる』といった願望もありましたが、現実的にグラフィックデザイナーの先輩たちも年収400万円程度でしたので、その上限で生活する自分しかイメージできませんでした。

ただ、現状を変えたい!と思っていたので、当時webデザイナーも兼務していたこともあって、web関係の制作セミナーに通うことにしました。

ここで、私は思わず『転職のチャンス』を掴むことが出来たのです。

広告代理店にヘッドハンティングされたのは、グラフィックデザイナーとしての経歴が評価された

私が通ったセミナーには、web関係以外の異業種も参加するセミナーでした。今後webを使ってビジネスをやりたいっていう人たちの集まりです。そこには、広告関係者も居た訳です。

当時グループワークのメンバーになった広告会社の方と仲良くなる機会がありました。 何回かコミュニケーションしている間に、その会社が新規参入しようしているエリアに「デザインが分かる人間がいないから、こないか?」というお誘いを頂いたのです。

この出会いは偶然に見えますが、やはり自分で行動をした結果だと思います。
転職する先の広告会社で求めていた人材は以下です。

  • 広告業界の仕組みをある程度理解している人間
  • デザインのことに詳しい人間
  • デザインに情熱を持っている人間
  • すぐに転職準備にかかれる人間

特に、ヘッドハンティングの場合は『すぐに転職できる』という点が大切です。
私は翌日には勤めていた会社に退社の意向を伝えて、新しい会社の面接へ伺いました。

中堅広告代理店の年収は500万円〜1,000万円


転職した会社では、デザイナーとしてではなく『デザインのことを理解している営業マン』ということで採用されました。

最初は、グラフィックデザイナーとして採用されたと思ってましたので面食らいましたが、今では広告代理店営業マンにジョブチェンジできて良かったと思っています。

なぜなら、営業マンは給料が高いからです。

どんな業種でも基本的に、営業は内勤(デザイナーやプランナー)よりも給料は上です。最前線で仕事を取ってくるわけですから、当然ですね。

当時私の前職年収は300万円弱。ですが採用先の広告代理店の年収は400万円でした。

  • 勤務エリア:地方 ←変化なし
  • 勤務開始:2013年頃
  • 勤務先:広告代理店(地方支社)
  • 年齢(当時):27歳
  • 役職:ヒラ社員(営業マン)
  • 給与:250,000円(基本給)
  • 休日:週休2日(※ほぼ休日出勤なし)
  • 残業:週3〜4回くらい19時〜21時終了程度 ※残業代割増でフル支給
  • ボーナス:年5ヶ月以上
  • 年収:400万円

単純に月給は5万円あがりました。

凄いなぁと思ったのはボーナスです。ボーナスが年5ヶ月以上出ましたので、一気に年収が100万以上上がったのです。(ボーナスを含めると月収10万円程度のアップですね)

私が転職した広告代理店は、中堅クラスです。
詳しくは、こちらの記事でも紹介しています。

MEMO
私は、あまり前例がない高卒だったので、スタートは400万円年収となったようです。大卒中途採用なら転職後500万円スタートのようです。

ちなみに中堅広告代理店クラスだと、大体年収は500万円〜1,000万円が相場です。2019年現在の私のステータスは以下です。

  • 勤務エリア:地方 ←変化なし
  • 勤務先:広告代理店(地方支社)←変化なし
  • 年齢:42歳
  • 役職:主任級(営業マン) 
  • 給与:300,000円(基本給)+ 手当
  • 休日:週休2日(※ほぼ休日出勤なし)
  • 残業:週3〜4回くらい19時〜21時終了程度 ※残業代割増でフル支給
  • ボーナス:年5ヶ月以上 ←変化なし
  • 年収:700万円

改めて見直してみると、15年で年収が400万円くらい上がったことになります。年間で見ると27万円ずつ上がったことなりますね。

印刷会社に居たままでは、部長クラスになっても500万円には届かなかったと思いますので、広告業界にいた人間としては凄い変化に感じます。

副業やりながらグラフィックデザイナーを続ける手もアリ

  • それでもグラフィックデザイナーという職種にこだわりたい
  • でも年収の不安はなんとかしたい

こういう人は、もう副業しかないと思います。
幸いデザインを活かせる副業はかなりあります。
職種にこだわりつつ、副業で稼ぐのはこれからの時代の生き方かもしれません。

副業で稼ぐ方法など、【副業しないと老後が危ない!?】サラリーマン会社員デザイナーにおすすめな副業3選【老後必要資金は2,000万】でもまとめていますのでご参考ください。

グラフィックデザイナーとしてのキャリアの活かし方


ちなみに私は営業経験ゼロ。完全に「中の人」でした。印刷会社時代は、名刺こそ持たされてましたが、名刺ケースすら持たない世間知らず。

勤めていた印刷会社は、あまり外(クライアント)と現場デザイナーが接点を持つようなスタイルではなかったです。

名刺の渡し方、もらい方もろくに知らない人間が営業マンとして出陣するのです。ある意味正気の沙汰ではありませんw

髪もクリエーターっぽく茶髪にしてましたし、ロン毛でした。
(最初さすがに髪は切り、髪は染めましたが・・)

あと、敬語もろくに使えません。そして人と話すことが苦手な人間でした。そんな営業経験値ゼロ営業スキルゼロの僕が唯一特技にできたもの。

それがデザイン視点での営業トークです。

グラフィックデザイナー出身だからできた営業トーク

グラフィックデザイナーの人からすると信じられないかもしれませんが、普通の広告営業マンって、実はデザインのこと詳しくないんです。

詳しくないというと語弊があるのですが、、「視点が違う」というやつです。

デザイナーが見ている「デザインの視点」と営業マンが見ている「デザインの視点」は丸っきり違います。

営業マンは、基本的にニーズ伺い営業タイプが多くて、いわゆる「御用聞き」タイプが多いです。(たまにソリューション型の営業さんもいますが)クライアントが言われるがままに受け入れるタイプですね。基本逆らうことはしません。

クライアント 「俺、赤が目立っていいと思うんだよねー」
普通の営業  「そっすねー。赤っすよねー(根拠なし)」

こんな感じです。


しかし、グラフィックデザインの心得がある人間のデザイン視点だと

クライアント「俺、赤が目立っていいと思うんだよねー」
デザイン営業「赤だとケバく見えて、御社のブランドイメージを傷つけることになりますね。ここは◯色でいきましょう」


とクライアント相手に論理的な根拠を持って議論ができるのです。ここかが「デザインができる営業マン」の一番の違う点です。

営業マンは、基本的にクライアントのニーズを一番最初に受けるダムのような存在です。ここが決壊すると、後工程の制作チームは悲惨なことになります。

逆に、ここで営業マンがしっかりしていると、後の制作もスムーズですし余計な労力を割かない分、新しいアイデアを出したりにチャレンジに時間を使えます。

デザインができる営業マンは、中の人にも強い

デザイナーの出身の営業マンは、本質的に制作の現場で働くデザイナーの苦労や、デザイナーが抱えている営業がこうあってほしいみたいな悩みを知っています。

ですので、彼らが働きやすいような環境を整えてあげることができますよね。
これは、他の営業マンには出来ない配慮です。

ヒアリングのポイント
頂いてくる素材

デザイナー出身だから気がつけることはたくさんあります。
こうした細かなチェックが、仕事を丁寧に進めるコツになります。
丁寧な仕事は、クオリティ(品質)になって返ってきます。

また、デザイナーの心理がわかるので、彼らが思いつくアイデアなど一般の営業よりも深く理解できると思います。そうなるとデザイナーも営業に対してアイデア提案がしやすくなって、結果的にクリエイティブの質が上がる環境ができあがります。

選択と集中で「クリエイティブの質」を上げる

広告作る上で、一番重要な要素「予算」です。予算を自在にできるのは営業だけです。予算をコントロールできるということは、予算を集中できるポイントを選べることになります。

この案件は撮影が一番重要だから、撮影費にコストを集中しよう。

紙質を上げて、上質さを出そう。

こうした最終判断ができるのが営業の楽しいところです。

大きな組織になってくると、クリエイティブディレクターやアートディレクターがいて、そうした仕様を細部まで決めることもありますが、どういった組織であれ、最後は営業が納得しなければ、クライアントには提案できません。

広告の現場における最終判断者は、やはり営業なんです。そういう意味でも、営業マンにも「プロデュース意識」は必要です。

グラフィックデザイナーが営業になったら、もっとすごいものが作れるかもしれない

私が転職する際に、『年収』と同じくらい自分の背中を押してくれたのは、この考え方でした。

事実、いちデザイナーだった頃よりも遥かに大きな金額の案件にチャレンジできるようになりました。グラフィックデザイナーのままだったら、一生出会うことが出来なかった案件だと思います。

私自身は、さほど才能もないデザイナーでしたが、世の中には凄いデザイナーがたくさんいます。素晴らしいアーティストがたくさんいます。

こうしたクリエーターたちのお力を借りて、自分で仕事をプロデュースできたなら、凄いものができると思いませんか?

デザイナー出身の自分なら、普通の営業マンより彼らの力を引き出せると思いませんか?

クライアントや世の中を驚かせる仕事ができる!とワクワクしませんか?

グラフィックデザイナーを8年、営業を15年、20数年「広告の現場」にいます。
山もあり谷もありますが、「いい仕事」が出来た時、グラフィックデザイナーという肩書にこだわらずに、職種は違えど「デザインの道」を選んで良かったと心底思えます。

グラフィックデザイナーから転職するなら機会を増やそう

冒頭話したように、グラフィックデザイナーの年収や給料は努力だけで何とかならないかもしれません。デザイナーという職種にこだわらなければ、

年収アップ、給料アップ
大きな案件、クリエイティブな仕事

こうした要望も叶います。私は、「自分からアクションして」次のステージを勝ち得ました。

もしあなたが「自分で動かなくてもチャンスは、いつかに来る」と思っているのであれば今まさにチャンスを逃しているかもしれません。

私の現在が成功というのなら、私の過去は、みんな失敗が土台づくりをしていることになる。仕事は全部失敗の連続である

ホンダ創業者 本田宗一郎

実業家である本田宗一郎の「成功の土台」についての名言です。失敗の連続こそが、成功の土台であると語っています。人生は何度でもトライできるのです。

私の場合は、webセミナーでしたがきっかけは何でもいいと思います。
人に出会うこと。この機会を増やすべきです。

まずは動いて未来を変える努力をしましょう。
例えば、転職エージェントサイトなどは、登録はするだけでも情報が入ってきます。登録は簡単です。無料で登録するだけでも未来が変わるかもしれませんので、積極的に活用することをオススメします。

簡単に無料登録できる「オススメ」転職エージェント

»マイナビジョブ20’s

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【まとめ】グラフィックデザイナーの給料(年収)の実態

  • グラフィックデザイナーを生涯続けても年収500万円は正直苦しい
  • 転職のきっかけを作ることが大切
  • セミナーなど人が集まる場所へ積極的に出かけよう
  • 中堅広告代理店の年収は500万円〜1,000万円
  • デザイナー出身の営業マンは「武器」になる
  • デザイナー出身の営業マンはデザイナーを理解できる
  • 営業マンは、予算をコントロールできる権者
  • デザイナー出身の営業マンは、クリエイティブの質を上げれる
  • 転職エージェントなど活用して、機会損失を減らす

グラフィックデザイナーから広告営業への転職はキャリアアップです。
広告業界は常に即戦力を求めています。

飛び込み営業などできなくても、デザイナー出身の営業マンは戦い方のバリエーションがあります。普通に考えて有利です。

年収を増やしたい方は、ぜひ営業への転職の検討をおすすめします。

(完)


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