【未経者必見】グラフィックデザイナーになるには?転職するための有利な3つの要素【新卒者でも使える】
こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。
グラフィックデザイナーへの転職を考えている人で、
- 未経験者でグラフィックデザイナーになるためのスキルを知りたい。
- これからグラフィックデザインをやってみたいけど、手順を知りたい
- 新卒でグラフィックデザイナー目指すけど、心構えは?
- できれば・・・お金もかけたくない!
- グラフィックデザイナーに転職するために有利な方法を教えて!
という疑問、質問にお答えします。
- グラフィックデザイナーになるための事前に必要なスキルがわかる
- グラフィックデザイナーになるための道筋がわかる
- お金をかけずにデザインにチャレンジが出来る
この3つの知識が身につきます。
「案件を成功させるためのデザイナーを探す」という営業ミッション目線も持ち合わせていますので、現場で欲しがられるリアルなデザイナー像が見えると思います。
なのでご紹介するグラフィックデザイナーになる方法としては、実践現場の意見としてかなり参考になると思います。
また、手がけた案件が広告の著名アワードにて何回か受賞したこともあります。テレビを賑わす誰もが知る大物芸能人やタレントさんとも案件を一緒したこともあります。数億円規模の広告プロモーションも手がけたこともあります。
ひと通り広告の現場を知っている人間です。
この記事では「これから現場で通用するグラフィックデザイナーになりたい!けど、どこから手をつけていいか分からない!」という人に向けて必要なことを書いています。
この記事の目次
未経験者がグラフィックデザイナーになる(転職する)ための有利な3つの要素
グラフィックデザイナー未経験者が、グラフィックデザイナーへの転職を有利にするために学ぶべきことは、以下の3つです。
- グラフィックデザイナーに『必要なスキル』を知る
- グラフィックデザイナーになるための『道筋』を知る
- 『現場で求められている』グラフィックデザイナーを知る
グラフィックデザイナーになるために必要なスキル

ぶっちゃけていうと、スキルとして望まれているものは山程あります。その中でも僕が特に必要だと思うスキルを列記しますが、大別すると「作業スキル」と「考える力」です。
IllustratorとPhotoshopの使い方を身につける
まず身につけるスキルとしては、デザイナー必須のツール
Adobe Illustrator(イラストレーター)
Adobe Photoshop(フォトショップ)
この2つのアプリケーションの使い方です。事前に身につけておけば、かなりアドバンテージが生まれます。
いずれ現場で必ず身につけるスキルですが、転職時に操作方法が身についていれば、その分思考することに時間が回せますので『デザインの質』に直結するスキルです。
もちろん、現場は即戦力を募集していますので就職には有利です。
論理的な思考力
デザインは、閃きなど感覚的なものと思われがちですが圧倒的に「論理との戦いです」。
基本的にグラフィックデザイナーの仕事の先には消費者がいます。
商品者がデザインに共感したり、納得したりするためには、そのための「理由(根拠)」が必ず必要です。
こうした理由を見つけ、デザインに落とし込むためにはロジカルな思考は必須です。
論理的な思考は、急に身につくものではありません。
普段から「なぜ?」と物事を観察しながら過ごすことが大切です。
情報収集に差がつくコミュニケーション能力
一見デザイナーに必要ない能力に思われがちな、コミュニケーション能力はこれからの時代「勝ち組デザイナー」になるには必要な能力です。
グラフィックデザイナーと言えど、必ず「打ち合わせ」をする場面があります。そんな時デザイナーは、ヒアリングで有益な情報を引き出せれば、成果物のクオリティを大きく変えることができます。
情報の量、そして質にこだわりましょう。
デザイナーこそ「聞き上手」であるべきです。
クライアント、営業、カメラマンなど色んな人の声に耳を傾け、アイデアを1ミリでも多く絞り出さなくてはなりません。
今や傾聴力のあるデザイナーが上に登り、人の意見が聞けない情報量の少ないクリエーターは淘汰される時代です。
意識的に聞き上手になって情報収集能力を高めましょう。
デザインの役割を理解する
広告デザインの多くは問題解決に導くための手段であり表現です。
何気ないデザインにも必ず『役割』があります。
- 情報を伝わりやすくするためのデザイン
- 機能を使いやすくするデザイン
- 印象に残すためのデザイン
などなど、世の人工物には必ず意図があります。
それがデザインです。
広告に特化したデザインも同様に「思考を具現化」したものでなくてはなりませんが、ビジネスですのでそこに広告主の意図を反映させ、消費者の心理をうまく捉える役割として働くのがデザインです。
だからこそ、デザイナーは誰よりも考えなくてはなりません。
自分が作るデザインが世の中でどう機能するか、イメージできる想像力が必要です。
そのためには、まず広告の役割を誰よりも理解しましょう。
普通の人の100倍広告のことを考えてみましょう。
誰のために何をどういったアプローチでデザインが働いているのか?日常で触れるデザインを頭の中で因数分解する癖をつけましょう。
グラフィックデザイナーになるための道筋
グラフィックデザイナーになるには、大きく分けて4つのパターンがあります。
美術大学、グラフィックデザインの専門の学校へ行く
大学や学校でデザインについての「基礎」を学び、その後広告代理店や制作プロダクションへ就職するパターンです。
個人的には、確固たる志があるなら、スクールにはできだけ行くべきだと思います。
私は高卒で運良く現場に入れた口ですが、日々業務をする中で「自分の中で支えが欲しい」と思ったことは数え切れません。
ここで言う支えとはデザインの基礎です。
もう少し具体的に言うと、「キャリア(デザイン制作していた時間)」であり「論理(デザインの根拠)」です。
キャリアは「真摯にデザインの勉強(訓練)を一定期間積んできた」という自負になり、後々自分を支える背骨(自信)になります。
広告を取り巻く環境にクライアントや消費者がいる以上、「どうしてこのデザインになったか」という論理は必ず必要です。
僕の持論ですが、
感覚で伝わるのはアートです。
納得して理解させれるのが広告です。
論理的な思考は、訓練で身につけるのが一番近道です。
ですので、わたしはスクールへ行くことは大いにオススメします。

制作プロダクション、デザイン会社、出版社、印刷会社へ自分を売り込む(突撃する)
あまりスマートではありませんが、直接コンタクトを試みるということです。
昔で言う、漫画の持ち込みに近いです。
と普通は思いますが、意外とこの業界の人間は熱意のある人間には優しいので、粘れば「会うこところ」までは行けると思います。ただ、キーマンと会うまでの道のりは易しくありません。
知り合いのコネクション、転職サイトなど使えるものはすべて使って網を可能な限り広げておきましょう。
また、システムだけに頼るのではなく、自分からメール・電話でコンタクトをとるのも有効な手段です。
恥ずかしいのは気にすることはありません。
死ぬことはないのですから。笑
会ってからが勝負となりますが、自分を売り込むためのセールストークは必ず準備しておきます。
というのも、相対して面接をするのはまずはクリエイティブ側の立場のある人間だと思います(人事担当はその後になると思います)。何せ飛び込んで「デザイナーになりたいんです」という流れなんですから。
自分のデザインをマネーに錬金できているプロのクリエイターたちに、現場に出たことがない素人の作品を見せても意味が無いと思います。
なぜなら、そのポートフォリオは、クライアントからお金をもらって作ったものではない「いわば趣味の延長」だからです。
それよりも、必ず見られるのは、「プレゼン力」です。ここでいうプレゼン力とは「自分を売り込む力」です。
- 自分は、こんな人間だ。
- 自分は、こんな能力がある。
- 自分は、会社にこんな利益を生み出すことができる。
このポイントに絞って、自分をアピールしましょう。
特に、「自分が会社にもたらす利益」は重要なポイントです。
会社にとっての利益はお金だけではありません。
会社にとって自分がどんなメリットを生み出せるのか?
相手に期待感をいかに持って持ってもらえるか?
広告に限らずビジネスの基本です。必ず準備しましょう。
コネで入る
3つ目のパターンは、コネです。
コネと言うと「うちのパパが社長の知り合いでさぁ」みたいな感じで良いイメージを持たない方もいると思いますが、それは激甘の考えです。
コネも立派なルートです。
このご時世、道をより好みできるほどアナタ中心に世界は回っていません。コネとは「関係を手繰る」ことです。
営業をやっている私から言わせると、これは、ビジネスの1つの最適解であり言わば「ビジネスの奥義」です。
実は、関係を手繰るにはセンスが必要なんです。
何人も人間を経由し、波を乗りこなし、チャンスを手繰り寄せる・・人心掌握のセンスが必要です。
私が経営者や採用担当だったら、そっちの道で来る人間のほうが興味があります。笑
こうした道も積極的に探すべきです。
転職エージェントに登録する
4つ目は一番ハードルの低い方法ですが、転職エージェントに登録してweb上で求職活動をすることです。
きっかけは何でもいいと思います。転職エージェントに登録するなど、まずは積極的に動いて未来を変える努力をすることが大切です。
ちなみに転職エージェントは、ぶっちゃけどこも同じだと思います。
それでも登録はPC上からもできますし、労力もコストもかかりませんので積極的に登録すべきですね。
\登録して未来を広げよう/
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お金をかけずにデザインにチャレンジする

世はインターネット時代です。
必要なものは、ネットで半分は手に入ります。ネットを使って、デザインにもチャレンジできます。
Illustrator、Photoshopの基礎を学ぶこともできます。
ただし、上記のアプリケーションは割とコストがかかるので、まずはフリーソフトや似たようなソフトでトレーニングでOKです。
使い方はある程度共通してますので、現場で使う際にはスピーディーに本番仕様に移行できると思います。
大事なことなのでもう1回言いますが、
まずは、デザインすることに慣れること。これが大切です。
Adobe Photoshop 無料体験版

Adobe Photoshopは、7日間無料体験版が使えます。
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Adobe Illustrator 無料体験版

Adobe Illustratorも7日間無料で利用できます。
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Macなどのハード環境が無い方は、ブラウザ環境のみで使える下記のツールもオススメです。
Adobe Photoshop Express Editor

Macなどお持ち出ない人にオススメなのが、ブラウザで編集加工できるPhotoshop Express Editorです。
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Canva

こちらもブラウザ上で、色々なデザインができるツールです。テンプレートなど豊富ですので、『デザインに慣れる』には最適な加工ツールです。
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現場で求められているグラフィックデザイナーとは

現場で求められているグラフィックデザイナーとは、極論でいうと
スタッフィングは、アートディレクターが行うものですが営業がする場合もあります。ここでは、15年間広告営業をしている私が、一緒に仕事をするグラフィックデザイナーを選ぶポイントをご紹介します(※デザインセンスは除きます)
スケジュールング能力が高いデザイナー
7言えば10理解できる理解力の高いデザイナーは、営業に好かれます。
なぜなら、営業マンが楽だからです。
これはビジネスでかなり大事な能力です。
時間の余力が生み出せるデザイナーとの仕事は、アイデアを練る時間が増えるので営業に好かれます。
アイデア作りに熱心なデザイナー
プランニングを具現化するためには「アイデア」が必要です。
悲しい現実ですが、世の中にはアイデアを出さない(出せない)グラフィックデザイナーは山ほどいます。
アイデアづくりに積極的なデザイナーは、営業に好かれます。
なぜなら、アイデアづくりは地獄だからです。(非常に神経がすり減ります)
大好きです。
アイデアを広げれる展開力のあるデザイナー
アイデアを横に広げれるデザイナーは、営業に重宝されます。
例えば、1つのアイデアを「これに使うのも面白いんじゃない?」など、閃きを提供してくれるデザイナーは好かれます。
バリエーションが増えれば、戦略を緻密にできます。
ケアレスミスをしない。(見直しがきっちりできるデザイナー)
ほんこれ。です。
チェック能力の高いグラフィックデザイナーは、、、
結婚してくれ!と思いますね。笑
まとめ:【未経者必見】グラフィックデザイナーになるには?転職するための有利な3つの要素【新卒者でも使える】
いかがだったでしょうか?
グラフィックデザイナーになるためには、
- グラフィックデザイナーに必要なスキル
- グラフィックデザイナーになるための道筋
- 現場で必要とされるグラフィックデザイナーを目指すこと
この3つを押さえておけば、有利に転職できるはずです。
即戦力が求められる時代です。
デザインの現場も、本当に優秀な人材は不足しています。
ITだ、AIだ、と騒がれていますが、どんなに便利になっても人間が社会を動かすことは何百年、何千年変わっていません。
消費者がいる限り、ビジネスの中に必ず「広告」があり「デザイン」が存在しています。時代が変わりメディアが変わっても、広告の本質は変わっていません。
広告の本質が理解でき、実践できるグラフィックデザイナーが一人でも多く、現場にデビューされることを願っています。
(完)
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