【フリーランスデザイナーが稼ぐ方法】天才型デザイナーよりも秀才型デザイナーを目指せ【仕事モテする理由】
こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。
- フリーランスデザイナーって稼げるの?
- デザイナーって給料低いイメージがある
- 稼いでいるデザイナーの特徴は?
この記事は、フリーランスでこんな悩みのデザイナーに見て欲しい記事です。
私は普段広告代理店の営業マンとして、たくさんのグラフィックデザイナーと仕事をしています。
その中には稼いでいるデザイナー
もいれば、稼げていないデザイナー
もいます。彼らを大きく分けると
- 天才型デザイナー
- 秀才型デザイナー
- 量産型デザイナー
の3種類に分けることが出来ます。
デザイナーなら天才的なデザインを作りたいと憧れますが、実際のところ稼いでいるデザイナーの多くは、秀才型デザイナーです。
当たり前のことを
— ごま吉@アフィリ歴15周年 (@Lv1gomakichi) November 1, 2019
当たり前にできるのは
当たり前に聞こえるけど
当たり前が出来る人は
意外と少ない。
営業的には、
突出した天才型デザイナーよりも
ミスなく安定した結果を
作ってくれる
秀才型デザイナーの方が
仕事出しやすいです☺️✨
営業的にも、どのタイプのデザイナーに仕事を出すかと言うと圧倒的に「秀才型デザイナー」です。また秀才型デザイナーの中には年収1000万円を超えるデザイナーも多いです。
その理由を説明します。
この記事の目次
【フリーランスデザイナーが稼ぐ方法】秀才型デザイナーが圧倒的に仕事を取れる理由

デザイナーのタイプについて説明すると
普通の仕事も飛び抜けたアイデアで唸らせるデザインに変えてしまう人。発想や視点がユニークで他者が真似できない。100点を超える回答を出せるデザイナー。
天才型ほどのアイデアや独特の世界観は持っていないが、多種多様な案件を万能にこなせるユーティリティタイプ。各案件の平均点が高く安定感がある。常に80点を出せるデザイナー。
デザインに特徴もなく、ひとまず合格点で世に出せるクオリティを作るデザイナー。主に量産できるデザインを生産する。
最初に断っておくと、どのデザインスタイルが優れているという話ではありません。どれも立派なデザインのスタイルです。
ただ、稼げるか?稼げないか?を分母で考えると秀才型デザイナー
の数が多いです。秀才型デザイナーの特徴について掘り下げます。
秀才型デザイナーの特徴
秀才型デザイナーは、
- 一般デザイナーより質が高い。(でも斬新さはそこまでない)
- 仕事が早い
- スケジュール管理が完璧である
- リスクマネージメントができる(代案の即時提案など)
- ミスがほとんどない
こうしたタイプのデザイナーを指します。
肌感でも、各プロダクションに1~2名は各社いらっしゃる感じです。各プロダクションでも彼らが稼ぎ頭だと思います。
一言で表現すると、すべての要素で平均点が高いデザイナーです。突出した部分は無いもののパラメーターとしてとても整っているのが特徴です。
当たり前のレベルがとても高いデザイナーですね。
クオリティ&リスク
秀才型デザイナーも、クオリティの高いデザインを提供してくれます。
思考の斜め上から来るような思わず唸るデザイン
はありませんが、10人中8人が「いいよねぇ」と言ってもらえるデザインです。
でもクオリティよりも特筆すべきは、リスクが少ない点です。
納品するデザインのクオリティは、仕事を発注する時点で営業マンにもある程度見えてるものでもあります。
ですが、リスクは…そうでもありません。
デザイナーによっては下記のリスクを背負うこともあります。
- スケジュールリスク:校正や納期を守らない。押し気味
- 代案リスク:代案の依頼があった時に応えない(頑固)
- 間違え:恥ずかしいミスをする(打ち間違い、解釈違い、常識外れ)
などなど。上記のような「プロなんだから無いでしょ」っていうことも、現場では普通にありますし、営業はリスクとしてカウントします。
このリスクが極端に少ないのが秀才型の特徴でもあります。
営業にとっては、こんなデザイナーを頼りにします。
【フリーランスデザイナーが稼ぐ方法】現実的に天才型デザイナーには会えない

そもそも天才型のデザイナーには、あまり巡り会えません。
20年広告の世界に居ますが、私が今まで出会ったのは3人だけでした。しかも東京で活躍する売れっ子デザイナーさんたちでしたので、まあ中堅広告会社(しかも地方拠点)では、出会うチャンスも限られますが…。
ちなみに天才型デザイナー
の特徴ですが
- 圧倒的なセンス、閃きを具現化するヤバイ人たち
- 仕事は基本遅い。エンジンかかったら鬼速
- スケジュール管理ができない。効かない。(自分のペースを貫く)
- リスクマネージメントをしない(100点の出来でしか出さない)
です。(あくまで私が出会った人の特徴ですが)
基本的にデザイン能力は、笑えるくらい高すぎる人種。突き抜けてます。しかし、他のパラメーターがデタラメ(笑)。デザイナーというよりアーティストよりに見えましたね。
営業として困ったのは、コントロールできない。これにつきます。
200人以上のデザイナーとコミュニケーションしてますが、確率としてはそんなもんだと思います。
あ、あとギャラもお高いですね。笑
【フリーランスデザイナーが稼ぐ方法】天才型よりも秀才型デザイナーが稼げる理由

天才型よりも秀才型デザイナーが稼げる理由としては、世の中的に
からです。この世のすべてのクリエイティブが天才的に唸るものばかりでしょうか?そうではないですよね。
現場では、特段変わったデザインを必要としない案件の方が多いです。
それよりは、
確実性(平均のクオリティ担保)
安定性(デザインにムラがない)
営業的には、こうした安定したデザインの方が欲しいです。なぜなら営業は複数の案件を回さなければならないからです。1つの案件にばかりカロリーを使うことはできません。
世の消費者が望んでいるのは、ドキドキするデザインだけはありません。
読みやすく、情報がきちんと伝わる役割を果たすデザインも必要なんです。
なので、私はフリーランスデザイナーで年収1000万を目指す人に「頑張って天才型のデザイナーになりましょう」とは言いません。
年収1000万を目指すなら、案件の数をこなすべきです。
ビジネス的に考えても、案件が回れば収入も安定します。報酬も増えていきます。また、たくさんの案件に触れることで経験値がどんどん溜まるので、デザイナーとしてのキャリアにも厚みが出てきます。
天才型デザイナーを目指す人も多いですが、ビジネスデザイナーである以上求められている役割
を果たす責任があります。
ビジネスにおける「約束」を高いレベルで実行できるデザイナーこそ、営業マンが必要としているデザイナーです。
あなたは、
・世の中で有名なデザイナー
・有名ではないが、業界では確かな信頼を得ているデザイナー
どちらになりたいでしょうか?
まとめ【フリーランスデザイナーが稼ぐ方法】天才型デザイナーよりも秀才型デザイナーを目指せ
まとめますと、
- 秀才型デザイナーは、高い平均点をキープできるデザイナー
- 秀才型デザイナーは、クオリティ以外のステータスも高い
- 天才型より秀才型の方が稼げる確率が高い(案件が多い)
秀才型デザイナーとしてポジショニングできれば、業界内でも信頼の高いデザイナーとして認知されます。
着実で確かな仕事をしてくれるデザイナーには、どんなに時代が変わっても仕事が流れていますね。
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