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【重要】グラフィックデザイナーになるために『独学』を選択すると高確率で失敗する理由

グラフィックデザイナー 仕事・働き方

こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。

グラフィックデザイナーになるために独学をしようと思っている。
独学におすすめの方法を教えて欲しい。

こんな人がいれば、私は『独学』でグラフィックデザイナーを目指すことは超おすすめしません。なぜなら独学で学んだものは現場では使えないことが多いからです。

先日こうツイートしました。


おすすめしない理由は、

現場は「あなたの知識」の都合に合わせて動いてくれない

からです。

この理由を掘り下げます。

デザインの現場は、お客様の都合で動いている

【重要】グラフィックデザイナーになるために『独学』を選択すると高確率で失敗する理由

極論、理由はこれにつきます。
どんな仕事もですが、ビジネスは需要と供給によって成立しています。広告の仕事でわかりやすく言うとクライアント(発注者)とグラフィックデザイナー(受注者)です。

仕事は天から降ってきません。
仕事は獲りに行くものです。

なので、お客様の都合でありお客様のニーズを満たす事案が仕事になっていきます。つまりデザインは「お客様のニーズを満たすための手段」でなくてはいけません。

当然ですがパワーバランス的に発注者が強いケースが多いです。一部有名なグラフィックデザイナーになれば「お願いできませんか?」と仕事を選べるケースもありますが、これからグラフィックデザイナーを目指す人は圧倒的にパワーの弱い受注側スタートだと認識はしておきましょう。

新卒のデザイナーさんと接すると割とこうした認識が甘い人が多いです。割とよくあるケースとして『自分のデザインを選ばないクライアントのセンスが悪い』というデザイナーがいますが、これはもう自分がクソデザイナーですよ。と言っているようなものですので真似ないようにしましょう。

お客様は神様ではありませんが、発注者です。
まずはお客様ニーズを満たして信頼関係を築けてからようやく意見が言えるようになります。

独学を超おすすめしない理由は、「知恵」は身につかないから

独学で学ぶ多くは書籍、webが中心になると思います。
学べるもの多くは、

・デザイン(ソフト)のテクニック
・PCの使い方
・ビジネス書籍(ビジネスとはこうあるべきだ論)

です。私の経験ですが現場に入る前に身につけた知識等はほぼ使えませんでした。

なぜなら実際に現場で動いている仕事は「お客様のニーズ」によってスタイルや取り組み方が異なるからです。お客様のニーズは、十人十色で同じものはありません。

書籍等で学べることは「知識」としてストックはできても、即仕事で使える「知恵」にはなりません。

仕事に必要なものは、『知識 < 知恵』です

これは凄く大事なことなんですが、仕事で必要なことって、知識(情報・ノウハウ)ではなく知恵(結局どうできるの?)ってところなんです。

マーケティングで有名な格言にあるように

お客様はドリルが欲しいのではなく、ドリルの穴が欲しいのです

まさしく、これです。

お客様はデザインの知識が欲しいんじゃないんです。
お客様はデザインという手段を使って目的を達成したいんです。

書籍で知識は学べても、知恵はなかなか学べません。知恵は現場で困った声を聞いたり、「どうにかできないかな?」と頭を悩ませてこそ身につくものだと思います。

ですので、目的のない(必要に迫られていない)知識は「使わない情報の塊」になることが多いです。

現場は「あなたの知識」の都合に合わせて動いてくれない

当然ですが、ビジネスの現場は「あなたの知識」の都合に合わせて動いてくれません。逆にあなたの知識・技術を超えるリクエストは、よくあります。

そんな時「私には、これが限界です。できません」とは中々言えないですよね。

新米グラフィックデザイナーは仕事の中でもがいて、案件に必要な知識、情報、クリアできる方法を最短で見つけていかなくてはなりません。それが知恵として身についていきます。

一方、自分の知識・技術でクリアできそうにない課題になった時に自分基準のクオリティに無理やり収めてしまおうとする人がいます。これが「自分の都合」に合わせて仕事をしようとするケースです。

それでは、最終的にお客様のニーズを満たすことはできません。

具体例)独学でソフトの使い方を身に付けた場合

わかりやすい例でいうと、独学でAdobeフォトショップの合成方法を身に付けたとします。参考書もめっちゃ読んで、写真合成をすごくキレイにできるようになりました。しかし、

デザインの現場に入りました→写真合成のテクニックを披露する案件が無い・・・

テクニックが身についても使い所がない。こんなことはザラにあります。

もっと突っ込んで言うと「写真合成のテクニックを披露する場面を探す」ではなく「このニーズを満たすためには、色んな選択肢の中の『写真合成』が最適」という思考にならなくてはなりません。これが知恵(何とかする方法)ですね。

テクニック先行に走る初心者が陥りがちな穴です。

案件に応じてテクニックを披露(活用)すべき場所は変わります。まずはその「判断ができる」ようになることが大事です。ですので、現場で案件を重ねて訓練することが最短であると言えます。

グラフィックデザイナーの仕事はアート(芸術)ではありません。
ビジネスを『デザイン』することが仕事です。

まず必要なことは、テクニックより仕事(ビジネス)の仕組みを理解し、現場が必要としている『最適解(デザイン)』を返すことです。

 僕の大昔にやった失敗体験 

上記は実は私の失敗談です。グラフィックデザイナーになる前に「写真合成」にハマってました。書店でPhotoshopの実用書を何冊も買って、マスクの仕方やレイヤーの重ね方など何十時間も勉強しました。

念願のグラフィックデザイナーになった際に初めて担当した案件は、パチンコ屋さんのチラシでした。

何時間も掛けながら背景を得意のPhotoshopで炎が燃えているグラフィックなどの合成を駆使して作りました。特にコンセプトなど考えることもなく「なんとなく派手な感じがいいだろう」くらいの感じで、覚えたての技術を披露してました。

今でこそ、かなり申し訳無い話です。もう自分のスキルを披露することしか考えて無かったんだと思います。「俺の合成って凄いでしょ?」みたいな。

結果、それは誰のニーズも満たせてなかったので、クライアントから即修正を頂きました(笑)あんなに時間をかけたのに。

上記は反面事例ですが、デザインの基本は「誰に何を伝えるべきか?」を考えて作るべきです。

この場合は、パチンコ店のお客さんがチラシの対象な訳ですから

伝えることは
1.新台が入ったよ
2.何月何日何時オープンだよ
3.こういうスペックの機種だよ
4.わくわくするよね(期待感を高める)←テクニックの披露するなら、ここ。
5.きてね(お店からのメッセージ:気持ちのいい接客をしますよ、設定が高いよ、店内広いから必ず座れるよとかベネフィット部分)←デザイン設計で解決すべきこと

こういう設計で考えるべきです。(④しかやってませんでしたねw)

それでも書籍からも学べること

書籍を全部否定する訳ではないです。ただ、書籍で学べることは現場でも大半学べますし、よりシェイプアップして必要な情報・テクニックを最短で身につけることができます。やはり、独学で学ぶより現場に入ったほうが何十倍のスピードで成長できると思います。

それでも現場に入る前に少しでもやれることを準備しておきたい言うなら、ビジネスの構造がわかる書籍がいいと思います。

【まとめ】グラフィックデザイナーになるために『独学』すると高確率で失敗する理由

まとめると、

・デザインの現場は、お客様の都合で動いている
・仕事に必要なものは、知識<知恵 であること
・現場は「あなたの知識」の都合に合わせて動いてくれない

これがグラフィックデザイナーになるために独学を勧めない理由です。

テクニックより「仕事の仕組みを学ぶ」、「広告の仕事の構造を学ぶ」ことの方が最初は重要です。グラフィックデザイナーの役割を理解した上で仕事に向かわないと実戦で戦えるデザインは作れません。

・広告の仕組み、ビジネスの仕組み
・クライアントが求めるもの
・グラフィックデザイナーデザイナーの役割の重要性

が理解できれば、作り上げるデザインは全く別物になります。
なので、まずは『デザインの現場に関わること』が大事だと思います。

独学で準備するよりは、なんでもいいのでデザインに関係する職業の道へ入るもの手です。校閲、イラストレーター、ライター、カメラマンなどスタートは当然見習いになりますけど何か関係する職業につければ後々デザイナーになる時に必ず役に立つはずです。

(完)


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