ロゴ

グラフィックデザイナーとして独立よりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【会社員が実は最強です】

グラフィックデザイナー フリーランス 仕事・働き方

こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。

  • グラフィックデザイナーとして独立を考えている、
  • 独立してずっとデザイナーでやっていけるか不安・・

こういった疑問を解決します。


結論から言うと、デザイナーとしての独立はおすすめしません。収入の不安がなくスキルアップし続けれる会社員デザイナーが最強だと思うからです。

先日こうツイートしました。


我が家は、妻がフリーランスのライター兼デザイナーをやっています。身近で独立した人間ならではの苦労も見ています。その中で感じたこと、学んだことから疑問にお答えします。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【会社員が実は最強です】

広告業界は美容業界に次ぐくらいの独立志向が高い業界だと思います。僕は独立はあまり推奨しない派です。なぜなら、独立をすると

  • 案件の獲得は自分次第
  • 仕事がないと生活そのものが危うくなる→デザインどころじゃない
  • 人脈などコミュニケーション的な広がり方が狭くなる

からです。何らか経済的な基盤が別にあったり自分の可能性に微塵も疑いがなく『独立することに不安がない』とキッパリ思える人はいいですが、『自分は絶対に自信がある』と自分にどこか言い聞かせているような人には、特に独立はお勧めしません。

『なぜ独立したいのか』を何度も繰り返し考えてみましょう。

  • お金が欲しいから → 会社員のほうが安定して生涯年収を稼げます。
  • 自由に仕事をしたいから → 独立しても仕事が自由になる訳ではありません。仕事の『考え方』の問題です。
  • 何となくカッコいい。憧れだから → 論外です。趣味でお願いします。

繰り返しますが、会社員デザイナーはこの時代最強だと思います。
その理由をご説明しますね。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【その1:絶えずノウハウが貯まり続ける】

まず会社員デザイナーの優れた点は、

絶えずノウハウが貯まり続ける

ことです。会社員でいる間は、案件は絶えずに回ってきます。案件に触れるということは、ノウハウを実践したり自分に足りないノウハウを学ぶ機会を知れることになります。

こうした方がいいかな?
こうした方が効率的!
このやり方がわからない。調べてみよう

これらの一連の思考はすべて『案件ありき』です。そもそも、独立した際に一番気になるのは『仕事があるか』という点です。

ノウハウを貯めるよりも、デザインをどうこうするよりも、独立すればまずは仕事を受注することを第一に考えなくてはなりません。(そういう意味では仕事を受注するノウハウは貯まるかもしれません)

あなたが、引く手あまたの超エリートデザイナーなら別ですが多くの方はそうではありません。

会社員のいいところは、ノウハウを貯めることだけに時間を使える場合があるからです。会社によっては、

  • セミナーの受講
  • 資料等の購入
  • 新作アプリケーションの試運転


などなど、コストをかけなくては体験できないことを自分の財布を痛めずにチャレンジすることができます。

これって、独立したフリーランスからすればものすごく恵まれていることなんです。

また一旦仕事の途中で手を止めてノウハウ習得に注力できるのも会社員ならではのメリットです。「ちょっとブレイクして資料を読んでみよう」なんてことも普通にできますよね。

独立した直後は、余裕もないので『時間=稼ぎ(目先のマネー)』になりがちです。なのでノウハウ吸収のための時間が取りにくいのです。

会社員と違って独立したら時間の使い方が極端に難易度が上がります。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【その2:会社にいる方が人脈が安定している】

会社というのは組織です。
大半の組織は複数人以上で運営されています。

自分以外の人間も外部とコミュニケーションをとっていますよね。クライアント、同僚、家族、友人などなど。

単純に考えて人間がコミュニケーションを取れる時間はMAXで24時間しかありません。24時間しかないので1人でコミュニケーションを広げることには限界があります。これが、複数人であれば掛け算となります。

自分が1日で10人しかコミュニケーションできてなくても、同じ組織の人間が10人同じコミュニケーションの広げ方をすれば、合計100人です。

組織は、個々が得たコミュニケーションの範囲を『共有』して使えます。

◯◯会社の◯◯です。
先日、うちの◯◯が伺わせていただきましたが・・

など、あなたが直接お会いしたことがなくても、あたかも自分が面識があるかのように「相手と認識を共有できる」のは、組織の強みです。

独立すれば、これがまず使えなくなります。物理的にコミュニケーションの幅が狭くなります。コミュニケーションが狭くなると、仕事の『替え』が効かなくなったり、展開の『幅』も狭くなります。

仕事の替えとは、1つの案件がダメになっても別の案件で収益確保ができる点。
展開の幅とは、1つの案件を大きくするため(収益拡大)のスケールです。

限られたコミュニケーションの範囲で上手くいっているうちはいいですが、一度コケると代わりが効かなくなるのが・・独立の怖いところです。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【その3:社会的な信用が既にある】

コレかなり大事ですね。

信用は仕事を受注する上で、肝になります。独立すれば、まず信用を勝ち得るための「実績の積み重ね」が重要になってきます。信用は時間をかけて得るものですので、一足飛びにはいきません。

会社であれば、会社自体の社会的な信用や自分以外の他のスタッフの信用によって仕事を受注できることができます。

よく勘違いしてしまうのは、
『クライアントは、会社ではなく自分だから仕事を出してくれている』
という思い込みです。

組織に所属して実績を作ると錯覚してしまうことはありますが、ハッキリ言って、これは割と妄想です。

その仕事は本当にあなただから出来た仕事でしょうか?
別の誰かには絶対にできないと言い切れる仕事でしょうか?


そんな仕事は稀だと思います。
多くは組織のチカラや看板によって成立している仕事が大半です。

独立したら、まず信頼をどのくらいの数作れるか?という壁にあたります。
信用とは、技術だけの問題ではないです。案件が無事に完了するか?という担保でもあります。

組織に所属していれば、仮にあなたが何かのアクシデントで業務ができなくても、会社をあげて案件をフィニッシュまで持っていこうとするでしょう。クライアントからすれば、これも信用なのです。

ちなみに、デザインの現場以外でも社会的に信用は必要になってきます。例えば、銀行に運転資金を借りたりする時など『信用力』が必要となってきます。

この場合の信用は、デザインの腕などではありません。積み重ねてきた実績なので、独立後は実績などないので、信用はゼロということになりますね。※最近は無担保でお金も借りれるようですが、基本信用力とは組織のチカラです。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【その4:金銭的な安心感がある】

これも大きいです。今「生活ができている」という安心感は会社員ならではの特権です。あなたが病気で休んでも、仕事でちょっと手を抜いても、会社は給料を払ってくれます。あなたがクビになったり、会社が倒産しない限りは一定の収入が約束されているのです。

これって、本当に凄いことです。

独立すると、この安心感が無くなります。ある日突然ご飯が食べれなくなることもあると思います。収入が常にあるというのは、生活的にも大事なことですしデザインをする環境としても大切なことです。

明日食う飯がない。
明日暮らすお金がない。


そんな状況で、優雅にデザインに没頭できる人は、すぐ死んでもいいと思っている酔狂な芸術家だけだと思います。

人は余裕が無いと「仕事の質」をあげることはできない。


と私は思ってます。

なので、私は生活の中でちょっとしたことでもいいので余裕を作るようにしています。

花に水をやる
料理を自分でしてみる
読書をする・・・などなど

何でもいいと思います。
やらなくてもいいことを実行できる。それが「余裕」だと思います。


余裕があれば、仕事に集中しやすい状態になれます。

グラフィックデザイナーで独立するよりも会社員デザイナーを勧める5つの理由【その5:コミュニケーションが日常にある】

「おはよう」
「おつかれさま」
「この案件どう思う?」
「この仕事をこうしてみては?」

などの何気ない会話。普段は気づかないかもしれませんが、本当に大事だと思います。理由は2つあります。

・コミュニケーションからアイデアが生まれることがある
・コミュニケーションが自分のアイデンティティを認識させてくれる

コミュニケーションからアイデアが生まれることがある

誰かと話している時に、フッとアイデアが湧いてくる。
人に教えているからこそ、自分で改めて気づくことができた。
こんな経験は誰にでもあると思います。

人はアウトプットしてこそ、新たな知識をインプットできます。アウトプットできなければ、新しいインプットはできません。

コミュニケーションが自分のアイデンティティを認識させてくれる

誰かと話すことで、自分の存在意義を感じることはあると思います。人と会話することで、自分が何をすべきかわかることもあります。

独立すると、極端にコミュニケーションは減ります。ましてやデザイナーという職種は、大半の時間パソコンに向かう職業です。

独立したフリーランスデザイナーさんは心の病になる人が多いと聞きます。
原因の一つは、コミュニケーションが極端に少なくなる→閉じこもった発想になりがちになるからかもしれません。

そうした意味でも、日常的にコミュニケーションが溢れているということは仕事的にもマインド的にも健康的にも有利な環境と言えます。

それでもグラフィックデザイナーとして独立したい人へ

冒頭でも話しましたが、『なぜ独立したいのか』を何度も繰り返し考えてみましょう。

  • お金が欲しいから?
  • 自由に仕事をしたいから?
  • 何となくカッコいい。憧れだから?

いかがでしょうか?色々なリスクを背負った先にあるものは何でしょうか?
そもそも求めるものが、その先に「ある」のでしょうか?

リスクとメリットを天秤にかけて考えると、まずは会社員デザイナーとして基盤を作りながら、『副業』をして独立を肌で感じてみるのがベストだと考えます。

副業とは言え、組織外のことですのでそこでは「独立」状態です。完全なフリー状態でなくとも、感じること学ぶことは多いはずです。

▼副業についてはこちらの記事で詳しく書いています。

【まとめ】グラフィックデザイナーとして独立よりも会社員デザイナーを勧める5つの理由

まとめますと、会社員のメリットは以下です。

・絶えずノウハウが貯まり続ける
・会社にいる方が人脈が安定している
・社会的な信用が既にある
・金銭的な安心感がある
・コミュニケーションが日常にある

シンプルに考えて不満より恵まれてる点を探す方が簡単です。そして健全です。また建設的に未来へ思考できます。

現状に無いものを手に入れることよりも現在手にしているものを駆使して、どう自分が高みに登れるか?幸福になれるか?と余裕ある思考をする方が、仕事のクオリティも上がりますのでおすすめです。

(完)


人気記事【マナブログSEO】わずか2ヶ月で上位表示を実現したワードプレスMinimalの実力【ミニマルのSEOが凄い件】

人気記事【副業しないと老後が危ない!?】サラリーマン会社員デザイナーにおすすめな副業3選【老後必要資金は2,000万】