【広告業界への転職】広告代理店に転職して15年の実態【地方勤務でも年収は700万】
こんにちは、ごま吉(@Lv1gomakichi)です。
- 広告業界への転職を考えている
- 広告代理店って待遇ってどうよ?(給料、勤務時間)
- 広告代理店の実情が知りたい(キツイのか?)
こんな疑問にお答えします。
広告代理店の仕事って
— ごま吉@アフィリ歴15周年 (@Lv1gomakichi) November 2, 2019
✅残業しまくり
✅辛い、ストレスフル
✅家族と過ごせない
昔はこんなイメージでしたが、
今は結構違いますよ☺️✨
✅給料そこそこ良い
✅割と自由
✅仕事の内容は華やか
新入社員でキツイのは
✅経験値が無いことのジレンマ
くらいです。
あとはガッツがあれば大丈夫です😇
私は、現役広告代理店営業マンで今年で広告代理店15年目の中堅社員です。
15年勤務している立場から代理店の実情を赤裸々に紹介します。これから広告業界に転職したい、広告代理店に勤務したいと思っている人の参考になれば幸いです。
この記事の目次
【広告業界への転職】広告代理店に転職して15年の実態
まずは、私の属性です。
- 業界順位:〜50位以内の中規模の広告会社(全国に拠点あり)
- 勤務年数:15年
- 年齢:40代前半
- 職種:営業
- ポジション:一般企業で言う主任級
- 勤務形態:フレックス勤務
- 勤務地:地方勤務
- 年収:700万
- 最終学歴:高卒
ざっとこんな感じです。
では、順に実態を晒していきますね。
【広告業界への転職】広告代理店15年目の年収は700万円

会社の規模や職種や採用条件で全然変わってくる話ですが、私の年収は700万円です。
業界1位2位の電通や博報堂ならもっと遥か上ですが、40代前半の地方勤めのサラリーマンの中では、結構もらっている方だと思います。(同業の地方拠点の広告代理店の人間に聞くと400万円〜という人もかなりいます)
ちなみに僕は、もともと制作現場あがりの人間。元グラフィックデザイナー
です。
といっても、採用時にそうしたことは影響しなかったように思います。入社して分かったことは、やはり学歴に応じたスタートは確かに存在するということです。笑
私は地方採用ですが、給与水準は都市部にある本社同様の水準で頂いてます。
簡単な内訳は以下です。
・手当等(家族手当、住宅手当、通勤手当) 5万
・残業手当 10万
合計 約45万
ここから健康保険、年金、税金など引くと手取り35万くらいですね。また、賞与については年間で約5ヶ月分ちょっとくらいです。
詳しくは、グラフィックデザイナーをやめて広告代理店に転職したら年収が700万円になった件でも紹介しています。
【グラフィックデザイナーの給料実態と相場】グラフィックデザイナーをやめて広告代理店に転職したら年収が700万円になった件【20代で転職→40歳現在】
グラフィックデザイナーの給料が知りたい、グラフィックデザイナーって年収いくらなの?グラフィックデザイナーって実力次第で、年収に希望が持てるの?地方のグラフィックデザイナーの将来に不安を感じている… こ
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【広告業界への転職】年収700万円の広告代理店とはどんな会社か?

社名は伏せますが、僕が勤めている会社は業界順位50位以内の中規模の広告会社です。
色んな県に地方拠点を持っている会社です。
そのうちの1つの拠点に勤務しています。
社員数は全社で300人〜1,000人の規模です。
本社は、都市部にあります。
地方拠点は、スタッフは〜10数名程度です。
基本的にすべて【営業】担当です。
組織的な特徴はと言うと、割と保守的な組織です。
ホールディングス形式の組織なので、まあまあ親会社の威光が強い会社。いわゆるハウスエージェンシーってやつですね。
地方で営業してますが、本体が都市部にあるので連携して案件を進めていくタイプのスタイルです。なので、月1〜2回程度は本社出張もあります。
私は地方採用で地方勤務ですが、
都市部採用→地方勤務
地方採用→都市部勤務
こうした人事のシャッフルも最近では増えています。
【広告業界への転職】広告代理店の勤務状況

広告代理店の仕事の中身は多種多様なので、ここでは説明しません。
詳しく知りたい人は、当ブログの【広告代理店営業】カテゴリ内の記事をどうぞ。
参考広告代理店営業
勤務のステータスとしては、
- 営業職(主任級)
- フレックスタイム制
- 週休2日(土日祝祭日は休日)
- 残業(月20時間程度)
- 年休(年間10数日取得してます)
こんな感じです。
【広告業界への転職】広告代理店の営業職
広告代理店の営業は、基本的に『全部負担を背負う』ドMなポジションです。
実務内容としては
・粗利益高 目標数字あり
・新規クライアントの開拓
・既存クライアントの取扱高拡大
・会社に貢献できる活動(デザイン賞などの受賞を目指す)
・仕入れの管理、発注
・契約書など法務的な書類の整備
・安全管理、セキュリティなどの環境整備の前捌き(書類整理)
・協力会社やクリエイターたちとの関係づくり
ざっとこんな感じです。
まず営業なので、数字を背負います。年間目標数字ってやつです。
ただ、私の会社では実際に達成しなくてもそこまでのペナルティはありません。
評価が「大変良い、良い、普通、やや悪い、悪い」の5段階なら目標未達は「普通」か「やや悪い」程度で収まってますね。 ※最低評価は基本トラブル起こすとか法令遵守できなかった場合くらいのようです。
なので、営業と聞くと『ノルマ!』と連想するかもしれませんが、すべての会社がそうでは無いと思います。
個人成績も圧力的に指示できる時代ではありませんので、あくまで目標といった感じですね。 実際に仕事してない人間もかなりの数、存在しています。
そういう意味では、思ったよりイージーだと思います。
ちなみに実際に対目標200%とかやっても、驚くような昇給はありませんよ。笑(賞与は若干増えますが)
目標のクリアは、もう個人のモチベーションやプライド次第ですね。(私は達成を最低条件にしています)
目標を達成するにはポジショニングが重要です。
苦労して仕事をしたい訳でもありませんので、効率的に立ち回るための工夫は実践しています。
【重要】広告営業のコツはポジショニングが全てです【他業種でも応用可】
広告営業の仕事を取ることができない。広告営業のやり方がわからない。 といった疑問を解決します。結論から言うと、広告の仕事を営業で獲得するためのコツはポジショニングがほぼ全てです。
あと、営業はとにかく書類整理が多いです。
身持ちの固い会社になればなるほど、書類は多くなると思います。
そんなに書類ばかり増やして誰が見るの?と思いますが、これでもかというくらい書類がやってきます。
この手の書類は結局『誰が責任とるの?』という、責任のたらい回しのための書類が大半です。仕事すればするほど、書類が増えていく首を締める謎のシステムですが、郷には入れば郷従えということで淡々と処理するのみです。
また、広告代理店ですのでクオリティの高いクリエイティブをしてくれる協力会社との関係づくりが大切です。
広告営業は、新規でお客さんを取ってくるのと同じくらい、彼らとの関係づくりが大切です。
【広告業界への転職】広告代理店の勤務時間と休み
多くの広告代理店は、フレックスタイム制を導入しています。地方ではまだ少ない感じですが、時間の問題でフレックスになると思います。
なぜなら、広告代理店営業は時間が不規則だから。
クライアントの都合で動くのが普通の営業です。クライアントに合わせた時間調整が必要になります。
【営業のコツ】クライアントに好かれる営業の心理学【結果営業は楽しくなります】
得意先と仲良くなれない、クライアントからの対応が冷たい、顧客と距離感がある、クライアントと距離を縮めるにはどうしたらいいだろう… といった広告営業マンの疑問を解決します。
気になる残業ですが、2019年の今は法律で残業時間の規制ができています。原則として月45時間・年360時間です。いわゆる『NO残業』の風潮ですので、残業時間そのものは、そんなに多くありません。
私は平均で20時間程度です。
周りの人間を見てもせいぜい40時間程度だと思います。
昔は80時間とかそういう時代もありましたが、今はどの企業も残業については厳しく管理されていると思います。
ただ、仕事の内容が減ったわけではないので生産性を上げるための努力、工夫は個々に必要になってきます。
とはいえ、イベント現場のない週はカレンダー通りに休めますし、年休も年間で10数日取得できてます。(月1日ペース)
労働環境の面で言えば、今の広告代理店は昔より遥かに働きやすい環境にあると言えます。
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【広告業界への転職】広告代理店15年目の転勤事情

会社にもよると思いますが、私は15年間1度も転勤なしで地方勤務を続けています。個人的にはあまり転勤したくないと思っているので会社が希望を叶えてくれているということです。
転勤したくない理由は2つあります。
2.子どもに転校させたくないため
こうした事情も会社の人事ヒアリングできちんと汲み取ってもらっています。仮に次元措置付き(何年かしたら帰れる)の転勤をしたとしても帰ってきた時には、営業は浦島太郎状態になるかもしれませんね…。
ただ、都市部と地方とでは圧倒的に案件の金額が変わります。
案件の金額が大きいとやはり、展開規模やクリエイティブが全然変わります。
案件が大きいと、責任ややりがいも大きくなります。 故に成長度合いも大きくなります。そして会社への貢献度も高くなります。必然的に会社にとって必要な人材として組織で重宝されることになります。
このあたり、自分の将来像も考えて人事希望を伝えるといいと思います。
ちなみに、僕は地方にいながら割と高額案件にありつけています。地方の仕事でも工夫すれば案件の規模は大きくなりますので違った意味でチャンジのしがいはありますよ。
高額案件はタレントさんや芸能人案件が多いです。
有名人に会えるのは、この仕事ならではの役得かもしれません。
【依頼方法】失敗しない芸能人・有名人との仕事のやり方
広告の仕事をしてれば一度は体験してみたい「芸能人(もしくは有名人)」との仕事について話をします。今回は、私の経験をもとに『 芸能人との失敗しない仕事の進め方』を紹介します。
なので、私は広告営業マンとしての『経験値』は都市部並に、生活の場所としては自分が望む場所で仕事させてもらっている、なかなか幸せなパターンです。
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【広告業界への転職】広告代理店の本社と支社

広告代理店に限らず他企業も同じですが、本社と地方支社はコミュニケーションの機会が少ないです。(ですので、疎遠にもなりますし同じ社内で知らない人も出てきます。)
ただ、各所に拠点があるので、コミュニケーションの取りにくさはあるものの、本社機能を使って大きな案件をチームを組んで取り組んだりできるます。
地方勤務だとネットワークが狭いイメージがありますが、やり方次第で地元広告会社よりも有利に戦いを進めることができます。
地方案件と言えば、【そのエリア内限定の仕事】というケースが多いと思うかもしれませんが、昨今のインターネット全盛時代はそんなこともありません。クライアントも商圏を外に拡大しようという意識が強いです。
全国に拠点を持っている会社は、東京をはじめ各エリアのネットワークや戦い方の引き出し
をもっているので、案件提案の際の引き出し
はやはり地元広告会社とは比べ物にならないくらい多く持てます。
ネットワークを持っている会社は、その時点で強いのです。
【広告業界への転職】本社はやはり偉い?
昔の映画【踊る大捜査線】にもありましたが、本社はどうしても会社の中枢。そこへ勤めている人たちもエリートでありエキスパートです。(が多いです)
そこへ行くと、地方勤務している我々は言ってみれば【野武士】。
普段の業務ややり取りの中で、本社都合でコトが決まってしまうことも多いです。
ただ、地方と言えど実績を認めてもらえば周囲の見方も変わります。
どんな会社でも、やってることを見てくれている人はいます。自分でも積極的に実績をアピールして、社内表彰など受ければそういったネガティブな見方も改善できます。(私は実際にそうしています)
本社様・・など、昔の古いイメージです。
今は中央拠点も地方拠点も一体とならなければ生き残れない時代です。どの会社もそれをきちんと分かっていると思いますので、昔ほどの冷遇はなく、むしろ状況次第で手厚く対応もしてもらえます。
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【広告業界への転職】広告代理店は、何歳まで働ける?

私の会社を例に言うと、定年は60歳です。
60歳以降は、希望者には再雇用契約を募っています。よほどの能力がない人以外は「60歳になりました。さようなら」ってことはないと思います。
ちなみに現在40代ですが、〜60歳までの今後は
現場に出る仕事
現場を離れる仕事
に分かれていきます。
簡単に言うと、出世すれば管理職(デスクワーク)、出席できなければ現場営業です。広告業界では60歳を前にして現場営業をしている人も珍しくありません。
体力的には厳しいと聞きますが、広告の仕事は個人の経験値に依存する仕事ですので一概に年齢が上がれば不利・・にはならないと思います。
そういった意味でも、生涯チャレンジできる仕事かもしれません。
まとめ【広告業界への転職】広告代理店に転職して15年の実態【地方勤務でも年収は700万】
いかがだったでしょうか?
ぶっちゃけ、【割ときつくない】のが現状です。
- 給与
- 目標数字
- 勤務時間
- やりがい
広告代理店の仕事は、バランスの取れた幸せな職業と言えます。
環境については、強者と弱者の差がなくなりつつあり、弱者にとっては驚くほど仕事しやすい環境になってます。(強者は逆にヤりづらくなったかもです)
こうした時代の中で大切なことは、仕事を中心にした人生のセルフプロデュースです。
働きやすい環境の【土台】は、会社が用意してくれていますが、実際に働きやすくしていくのは自分です。
自分流の働くスタイルが描きやすいのも広告代理店の魅力の1つです。
これから、広告代理店の勤務を検討される人に参考になれば幸いです。
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