許容しあう社会
この記事は2020年5月に執筆した記事です。
5/11、本来なら連休感がようやく抜ける真のGW明け。
今日からと気合を入れ直す人も多いと思うのだが、
今年は何をどう気合いを入れたら良いだろうよ月曜日。
テレビや新聞で出口戦略という言葉が増えてきた。出口と聞くと終わりをイメージする人も多いと思うけど、何1つ終わってはいない。言葉が悪くないか?これ。緩みは言葉から拡がっていく。気をつけねば。
どっちかと言うとニューノーマルに向けた入口戦略。こっちの方がしっくり来る。振り落とされるなよ…的な。
色んな施策や基準が毎日生まれはじめている。こんなに毎日イノベーションに触れることは無かった。ある意味貴重な体験をしている。
リスクゼロはワクチン上市するまで神話だろうから、今後のキーワードは『許容』だと思う。
最後は【自分】が如何に許容できるか…だ。
例えば、
家族とは向かい合って食事できるけど家族以外の他人だと自分はどう思うか?危ないな、嫌だなと思うか。自分以外の人間がいるスーパーに入った時、どのくらいの人数で『混雑』と感じるか。
無論ガイドライン通りに全てが2m間隔で規制されれば一番いいと思うけれど、現実的に無理な場面も多い。
そうなってくると、最後はやはりユーザーである消費者自身の物差し次第。
そこで大事だと思ってるのが、アウトorセーフの『これで罹患したら仕方ない…』って言う後ろ向きなジャッジではなく『この状況なら大丈夫』という信頼を軸に判断できる仕組み。
ビジネスはもう、この状況をいかに作り上げれるかが突破の鍵だろうと思う。
商売の根幹である信頼を、これからはクオリティや利便性だけでなく【疫病への安全性】というレイヤーを加えて提供できなくば未来はない。
先日見た動画ホリエワンで、星野リゾートの社長さんが言っていた。
【堀江貴文×星野佳路】日本の観光業復興プランを考えるNewsPicksで一行コメントの多いホリエモンが時事ニュースを丁寧に解説する「HORIE ONE」。ゲストは、前回に引きnewspicks.com
こんな仕組みを自社で開発を始めているそう。
◉混雑状況をスマホで可視化出来るサービス
お客が自分で3密回避してもらえる仕組みだ。お客様のベースはお部屋起点で食事もお部屋。その上で旅館(ホテル)内の大浴場など各フロアの混み具合が手元のスマホでわかるというもの。
これは素晴らしいと思う。
昔なら何でそこまで事案だか、今やお客に容認してもらえるし協力だってしてもらえるだろう。
本質的には誰だって、これからも安全に非日常をやっぱり味わいたい。
【許容】
ある事をすること、ある状態にあることを、許して認めること。
許容範囲は国や県が定めて、許容は個人の判断ができるように可視化したらいい。そのためにテクノロジーはもうあるはずだ。
1.可視化するアプリやシステムを作る
2.ユーザーは入店時にQRコードを読み取り
3.読み取ると、店内マップに可視化。
4.各所の3密状態がわかる
5.密状況を判断して各自店頭へ
サクッと考えても他の商売にも流用できそう。何ならwebでアナログで可視化してもそこそこ役に立ちそうだ。
今必要なのは、密の可視化。
ログが貯まればAIなりが、今度は混雑時間を予測して事前に教えてくれたり、ディズニーランドやUSJのようにお金で無混雑タイムを買うこともアリのはずだ。
本来持つ企業サービスの質は落とさず、新たなプライオリティも作れそうだ。
これから何に対して許容できるか。するか。
長い自粛生活での『学び』のおかげで許容範囲は意外と皆見えてきてるんじゃないだろうかと思う。
ルールは社会を回すものであり、自分たちを守ってくれるものではないことを肝に命じたい。
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