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変化に鈍感だと殺されるリアル

エッセイ

この記事は2020年7月に執筆した記事です。


コロナ禍。というかコロナピーク?

何となくコロナの脅威が薄まってきてるように感じるも過去最高人数を記録した翌日です。いかがお過ごしでしょうか?


アンコントロールな事象の中、突っ込もうとしてるgotoキャンペーンに賛否の声は大きくなってきている。経済優先の理論はもちろんわかるのだけれど、まあ普通に不安だ。


withコロナの様相は今や、個人のリスク許容度合に完全に委ねられた。我々は断片的で不完全な情報から仮説を小さく作っていくしか今は術が無いし、それをやる人やらない人がくっきり分かれちゃった感はある。

無論ビジネスでも何でも最後に笑うのは前者で、思考無しに乗っかった人間が泣くのは歴史が証明している。


委ねるのは楽だが、それはしたくない。中国とアメリカを見て何を学ぶのか。小学生でも議論できそうだ。


仕事にもやはり影響は出て来ている。手触り感溢れまくりなのは『東京由来ご遠慮願います』現象だ。

○東京から来た人はご遠慮ください。
○東京へ行った人はご遠慮ください。
(東京の人と接触した人は…etc)



東京の人は実感が湧かないかもだが、地方の警戒感は相当なもんだ。リスクゼロは無理でも極力リスクを減らさねば、少ないパイすら失われてしまうから仕方ないのだ。誰を責めようもない。


ビジネスでも、こうした配慮がされるくらいだから、実生活に於いてはもっと凄い。

○アソコの家族は東京に行ったらしい。
○東京から娘が帰ったらしい。



岩手の話で帰省をするなと親が言ってる話は笑い話じゃない。今や田舎で感染の『疑い』は社会的な死すら感じるリアルである。


良い悪いの議論はさておき、変化に鈍感になってしまっては命取りなんだと思う。

最初1人、2人…で騒いでいたのに、今や240人超え。なのに危機感は薄れてしまってるようにも感じる。まさに茹でガエル現象だ。



そういえば、先日久々に美容室に行った。

コロナ禍の様子を恐る恐る聞いてみると、なんと昨年より良かったと言う。
やってることは何も変わらないらしい。ともすれば変わったのは私たちの美容に対する価値観かもしれない。


外出自粛でも敢えて美容室が人気だったのは、リスクと天秤にかけても優先したかったに他ならない。


私の場合は、美容というかリラクゼーションに近い感じだった。髪の毛切ってもらう時間がいつもより心地良かった。フラストレーションが溜まる毎日に、爽やかな開放感をくれる…。もうファッションではなく癒し感覚だ。


正解が無くなった世界で、今日も何かを優先して選択しなくてはならない。今日も生きていくための食料の買い出しに行ってまいりました。


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