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営業は死なず

エッセイ

この記事は2020年6月に執筆した記事です。



毎週自宅にかかるルートセールスの電話。
私○○の○○と申します。お使いの回線がお得になるご案内がありまして…
いらん!ガチャ


マジで2秒で切るワイです。
いかがお過ごしでしょうか。


4月から営業マンにとっては、かつてない恐慌が訪れている。レギュラーのクライアントは落ちる落ちる。ルートセールスも出来ない。対面できないと、ここまで営業は死んじゃうだなと突きつけられる数ヶ月だった。

今はというと、緊急事態宣言をあけて『ある方面』へシフト出来てた営業マンはバブル到来ぽい。コロナバブルだ。

ある方面とは、やはりコロナシフト。

withだのポストだの言葉に翻弄されながらフィジカルは制限されても知恵を止めなかった人たちは、やはり強い。


宣言直後にニュースで生ビールの人力移動販売を見た。飲みに出れない人に向けた粋なサービスだ。通常通り飲みが解禁されようとも、こうしたピンチに寄り添ったアイデアは記憶に残るし企業として好印象。それだけでも今後もアドバンテージは大きいと思う。


こんな中で何が出来るかーー。
見てる人は見ている。



一方では未だ悪戦苦闘する人たちもいる。相変わらず自社の都合だけでアイテムをゴリ推しするオールドスタイルの営業たちだ。

自社商品一辺倒。こちらの都合などお構いなしだ。これでは売れる訳がない。


広告業界でも、周年企画や竣工広告など昭和から脈々と続くスタイルが例だ。否定する訳じゃないが、そういうアイテムは今このタイミングでは、もっとご所望されない。


また、現状が手詰まり過ぎて新しいアイデアや商品の開発に躍起になる人もいる。しかし。残念なことに自分の都合ありきで作ったアイデアは大体コケる。

我が社の最新鋭の設備、デバイス、システムを駆使すればコロナ時代でもソーシャルディスタンスにPRが出来ますよ!

…だから、何?となる。



肝心要は、その先にいる人であってテクノロジーではない。

営業イズdeadな時代になって、例えAIが大半の整理をしようとも、ビジネスの最後は人の意思決定が必要になる。


AIは過去に蓄積したデータをもとに最適解を出すけど、決定権者用が想像しやすいような答えは出さない。


人は、一人ひとり思考が違う。

意思決定に必要な『想像力』を補うことこそ、営業マンだからできる役割のはずだ。


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